バッテリーが上がる原因って。。何だろうね?。。
バッテリーが上がるって、どんな時でも嫌ですよね。・°°・(>_<)・°°
では、どんな原因でバッテリーって上がる(エンジンがかからなくなる事)
のでしょうか(╹◡╹)
そもそも、「バッテリー」とは何んでしょう?、皆さまにとって身近に感じられる
バッテリーって多分、スマートフォンのバッテリーじゃないですかね❣️
スマートフォンも電話したり、検索したり、YouTubeみたり、写真を撮ったり
して、1日使うと、夜にはバッテリーの残量が20%とかになっちゃう時ありますよね(´•.̫ • )
そんな時は夜に充電器で充電して、また次の日100%にバッテリーを回復させて
スマートフォンを使いますね❗️
そうです!「バッテリー」とは充電が可能な電池の事です。
最近は家庭電化製品でも、コードレスで充電式の商品が増えましたよね
掃除機、アイロン、シェーバーなどなど、今後も益々増えるでしょう。
それらの製品の中にもバッテリーが入っていて、ある程度使うと、必ず寿命がきて
新しいバッテリーに交換しなければなりません、バッテリー=消耗品なのです。
自動車のバッテリーは非常に重要な役目をこなしています。
ガソリン自動車のエンジンがかかる為には3つの条件が揃わないとエンジンは始動しません!
それは何か?
①良い混合気(ガソリンと空気が混ざり合った物)
②良い圧縮(上記の混合気をエンジン内のピストンで圧縮します、混合気の密度をあげる事)
③良い火花【スパーク】(圧縮した混合気にスパークプラグで最適なタイミングで火花を発生)
バッテリーは③に非常に関係があります。
つまり、バッテリーが元気(十分充電されている)
じゃないと、勢いよくエンジンがかからない(始動しない)のです。
エンジンをかけるにはキーをLOCK(OFF)➡︎ACC➡︎ON➡︎STARTか最近のキースイッチ(ボタン式)
を押して、セルフスターターモーター(セルモーター・スターター)を回しバッテリーが問題
なければ、多分、始動OKです。
エンジン始動時の回転抵抗(セルモーターを回してエンジンをスタートさせる抵抗)は極めて
大きく、セルモーターには約100A(アンペア)もの電流が流れます。この大電流は何処から
やってくるかと言うと。。そうです「バッテリー」からなのです。
ですから、バッテリーが元気じゃないとエンジンがかかりにくくなり(セルモーターが回るスピード
と勢いが弱くなる状態)これは私達、整備士であればセルモーターが回る音でバッテリーの
良否が判定出来ます(詳しくない方には少し難しいですが、音の違いは分かるはずです)
それともう一つ、セルモーターを回す時間は短めに!何せ100Aもの大電流を瞬時に出力するのですからー大電流を長い時間出力させていたのでは、元気なバッテリーだったとしても、元気がなくなり
最終的にはバッテリーが上がってしまいます。
じゃあどうすれば良いのか?
結論は、セルモーターを回しエンジンを始動する時には「出来るだけ短時間(普通2〜3秒長くても5秒以内)
に、もし、かかり難い場合
は、一旦時間を置いて、またセルモーターを回す」これがベストだと思います。
私は、良く分かりやすい様に、何かに例えてみるのですが、
バッテリー🅱️を銀行預金🏦に例えると、電流💡はお金💰エンジンをかける時は大電流!
つまり“大金“が出費される訳ですよ、それが何回も繰り返されれば、預金残高は
どうなるでしょう?。。そうです、お金が底をつき、「もう、無〜理〜」となりますよね。
消費された電気は何らかの方法で補充しなければなりません
しかしバッテリー自体には発電する能力はありません
そこで、自動車にはバッテリーくんの良き相棒とでも言いましょうか
オルタネーター(発電機)くんが、エンジンの補機として付いているのです。
自動車は電装品(電気を消費して働く物)だらけと言っても過言ではないでしょう
例を挙げると、エンジンを始動させる「セルモーター」「ヘッドライト」「ウインカー」
「エアコン」「ルームランプ」「ワイパー」「ホーン」など最近はこの他
オプションで付ける「カーナビ」「ドライブレコーダー」「レーダー探知機」も電気をかなり
消費します。
つまり、バッテリーの蓄えでエンジンを始動させ、
その他の車の電装品を使うとバッテリーの蓄えは減ってきます
そこで、登場するのが「オルタネーターくん」なのです、エンジンの回転をベルトで駆動して発電し
使った分の電気をバッテリーに再度蓄えるのです。
処で、表題の「バッテリーが上がる原因。。」ですが
今までの経験則上バッテリー上がりの原因で多いの
弱っているバッテリーでエンジンをかけ損ねて➡︎アウト
ライト類のつけっぱなし(ヘッドライト)(ルームランプ)➡︎
バッテリーの経年劣化による寿命
半ドア(リヤトランク)によりランプ点灯により
上記の様な原因はあるのですが
いざ、エンジンが、掛からないと出張の依頼がきて、現地で調べるてみると
お客様は、何も付けて無いんだけど、急にエンジンがかからないんだ、とおっしゃる
のですが、調べてみると、ルームランプがONになっていたケースが多々あります。
要するに人間の記憶は当てにならないと言う事なんですね(^^)
それと、もう一つバッテリーは何も電気を使わなくても、微量ですが電気がバッテリーから
自己放電してしまいます。その自己放電分を補う為にも、最低一週間に1回は30分以上
自動車を運転する事を推奨します。
自動車は乗らないから故障しないとは言い切れないので
適度に運転して、動かすところは動かしてこそ、自動車も喜ぶ事でしょう😃
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
今後とも有益な情報を発信して参りますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ご意見や感想がありましたらどうぞ投稿して下さい
どのメディアでも大丈夫です。
それではまた
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