餅は餅や(専門分野ごとに。。。)
表題のことわざの「餅は餅屋」の意味をご存知のでしょうか?
それは、何事もにおいても、それぞれの専門家に任せるのが、トータルで考えた場合ベストチョイス
だと言う事のたとえです。
私も、何かトラブルがあった場合、自分が知っている、専門家の方々にお任せする様にしています。
例えば、家庭の電気系統のトラブルや水漏れのトラブル、パソコン関係の故障などは、どう言う症状
でいつからなのか、それをどうしたいのかなどの情報を相手に告知して、基本的にプロにお任せして
います。
結果的に相手も全権委任されているので、全力で最善のパフォーマンスを発揮して仕事をしてくれる
ます。
下手に中途半端な知識を持っていると、その道プロに、あ〜でもない!こ〜でもない!そこはこうした方が
良いのでは?と口を入れてくる人もいると思いますが、それってプロの立場にしてみれば、凄く、やりにくい
と思うし、「任せるんですか?任せないんですか?」と言いたくなる事でしょう
自動車整備でも同じ事が言えて、車の調子が悪い👎とお客様が訴えて工場におみえになります。
その時に初めに、細かい問診をします、いつ頃からですか?今も症状は出ていますか?どんな時に症状はでますか?
症状が出た時の天候はどうでしたか?その症状は朝一番に出ますか?それともある程度走ってから出ますか?
エンジンのチェックランプは着きましたか?どんな音ですか?などなど
細かい事をある程度聞くと、長い間この業界で働いている経験と知識である程度の所までは推測できます。
そこから、根本的な原因を追求する為に色々な点検や診断をするんです。
そうして、原因だった部品を交換したり、調整したり、修理したりして、お客様が気になっていた現象や症状を
無くして、無事ミッションクリアです♪(´ε` )
この仕事をしていると、調子が悪い車を調子良くするので、お客様からの感謝やお礼の言葉をいただけるし
、なおかつお金もいただけるのでいい仕事だと感じます😃
いい仕事ではあるのですが、厳しい現実もあるんです。
私の祖父や父親の時代は、車は壊れるのが当たり前で、それを修理して、車を維持していました。
ところがどうでしょう、最近の車は丈夫になって、壊れないのが当たり前になってきています。
当然ですが、修理の仕事は激減です、当工場の取引先でも、今までは仕事になっていたのですが、
車が壊れなくなった為に倒産ではなく、「廃業」してしまった会社が数多くあります。
例えば、ラジエター屋さん、電装品屋さん、自動車部品店も淘汰されて少なくなりました。
お得意様では、都心は地価(賃料)が高いので、会社を郊外の方に移転して、いなくなったり、個人のお客様
で、年齢的に車を乗るのをやめられた方や、会社はあるのですが車はそんなに要らないと減車する方
最近の若い方は車に興味がなく、乗らないとか、様々な要因で顧客が減るのですが、
中々、新規のお客様は増えないのが実情です。
逆に車はディーラーさんで買うので、買った所でしかメンテナンスをした事が無い方々が多いのも事実です。
当工場も、ディーラーさんに仕事を依頼する事があるのですが、まず直ぐに見てもらう事は出来ないです。
予定がいっぱいですので、来週からでないと手がつけられませんとか言われるケースが多いです。
ディーラーさんはディーラーさんで良い所もあるでしょう、でもしかし、苦手な部分や対応しきれない所
があるのも事実だと思います。
そこの少しの隙間に入りこんで、お客様を取り込むのも町の小さな整備工場だと考えます。
現状は決して仕事が多くてやりきれないのでは無いので、時間的にも融通がきく、
より丁寧に点検整備が出来る、順番も臨機応変に変える事も可能である。
ディーラーさん以外で、メンテナンスを受けてみるのも、1つの選択肢ではあると思います。
やっぱり、合わないと感じるお客様もいるとは思います、その時はご自分に合う所でメンテナンスをすれば
良いと思います。
百聞は一見にしかずです、是非とも当整備工場を使って見て下さい、宜しくお願い申し上げます🤲
お待ちしております。
最後まで読んだ頂きありがとうございました。
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