今の車は故障しにくい。。_φ(・_・
皆さまお疲れ様です。
今日は、表題の通り今の車は故障しにくい。。と感じますね!
自動車修理をやっていると、実感します
自動車を構成するパーツの品質が良くなっているんじゃないかと思います。
自動車はメーカーにーよって多少の違いはあると思いますが、新車を買ってから
ある程度の期間や距離の中で故障した場合はメーカー保障が受けられます(意外と詳しく知らない人がいますね)
例えばトヨタを例にすると、最長5年間(乗用車の場合)の保障で安心してカーライフを楽しめます(^^)
但し、エンジンオイルやオイルエレメント、エアエレメント、ディスクパット、タイヤ、バッテリー、ワイパーブレードゴムなどの
消耗品は当然ですが除きます。
では、どんな部品が保障の対象になるの?(´・_・`)
エアコン•カーナビ•オーディオ•パワーウィンドウ•ドアミラー•マフラーなど
は一般保障と言って、新車から3年間または6万kms走行時のいずれかか早い方まで保障対象です。
一般保障は電装部品を含め、ほとんどの全部品が保障対象なんです(但し、保障の条件に当てはまる場合!)
一般保障の他に特別保障があります(特別なんだから。。すんごい!保障なんでしょうね(´⊙ω⊙`)。。)
特別保障は新車から5年間または10万km走行時点のいずれか早い方まで保障対象です。
どんな部分が特別保障なんだろう??
それはね(*・ω・)ノ
エンジンや乗員保護装置など、走行や安全に関わる重要な部品だそうです(トヨタのホームページ抜粋)
具体的には?| |_・) チラリ!
はいはい。。エンジン機構、動力伝達機構(オートマミッション)、ステアリング機構、前後アクスル機構
電子制御機構、ブレーキ機構、排気ガス浄化機構、乗員保護機構(シートベルト、エアバック)
ハイブリッド機構(プリウスなど)燃料電池機構(水素エンジン車)
ふ〜〜。。ってほとんど全部やん(´⊙ω⊙`)
と言う事で、整備工場側からすると新車を販売してから、5年、10万kmまでは大きな故障があっても
ほぼほぼメーカー保障対象になるので、整備工場は故障に手を出せないんですよ。。
でも、カーオーナー様も何もしないで、この保障を全て受けられる訳ではないんですよ。。
そう!保障を受けるにはそれなりに守って頂く事項があるんですよ((((;゚Д゚)))))))
それはね、
①取扱説明書などに示す取扱い方法に従った正しい使用やお手入れをする事
②法令で定められた点検・整備(日常点検含む)およびトヨタが指定する点検・整備の実施
③定期点検・整備の実施を記録したメンテナンスノートまたは他の定期点検記録簿の保持
④メンテナンスノートおよび取扱書に示すす定期交換部品の指定どおりの交換
以上の事を遵守しないと、メーカー側が「お客様は。。。。を守っていなかったので、保障修理をお断りいたします」
な〜んて言われる場合もありますよ!と言う事です。
要するには、消耗品は定期的に交換して、1年に1回は定期点検を行い、そして初回の車検を無事合格して
また1年に1回の定期点検を行い、2回目の車検が終わるまでは大きな故障は保障修理(無償)で、なおります。
それなので、整備工場の役目は重要なんです(^_^)
具体例をあげますと、当工場で新車を買って頂いた社長様のホンダのレジェンドなのですが、12ヶ月点検(1年点検)
の下回りの点検をしていた時、ミッションからオイルが漏れた後があり、そこにホコリや砂がついてベチャベチャ
になっており、まだ、保障修理の期間だったので、ホンダのディーラーに事情を説明して、後日、入庫する予約を
入れて、ホンダにて保障修理をしてオイル漏れ修理が完了しました。
これが、点検整備を怠ってオイル漏れの発見が遅れて保障期間が過ぎた場合、相当な高額な修理代が発生してしまいます。
点検整備って大きな故障を未然に発見(余計な出費を避ける)すると言う役目もあるんです。
いかがでしたか?
また、皆さまにとって有益な情報を発信しますので、今後とも宜しくお願い申し上げます🤲
では最後まで読んでいただきありがとうございました😊
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